筑後川シーバス 8月  夏のバイブレーション

AUTHOR: Megaceryle
TITLE: 筑後川シーバス 8月  夏のバイブレーション
STATUS: Publish
ALLOW COMMENTS: 1
CONVERT BREAKS: default
ALLOW PINGS: 1
PRIMARY CATEGORY: 本流・鱸疑似餌釣
CATEGORY: 本流・鱸疑似餌釣

DATE: 08/03/2009 09:29:48
-----
BODY:
深夜0時、筑後川に到着すると仲間に携帯で連絡を取る。今週末は型こそは出ているものの、釣果的には厳しい感じである。「今夜もワンチャンスどこかであれば・・・」と肝に命じて、「筑後川 鱸シーバス通信」の筑紫次郎氏に合流、氏とは何故か考えてるポイントは同じであることが最近多く、今夜も方向性は一致した。しかし、ポイントをいざ見てみれば、前回の豪雨、増水も嘘の様に何時もの筑後川に戻っていた。夏パターンならサヨリなどのベイトを盛んに追って水面が慌しくなるのであるが、有明鱸の個体数はまだ多くない感じである。
それでも釣らねば何もわからないと開始。数分後、筑紫次郎氏にヒットするが惜しくも僕等の目の前に、まるで罠の様に仕掛けられた、水中のロープに巻かれ無念のフックアウト。
有明鱸さんは見事にロープを身代わりにして脱出・・・・・
ロープにフッキングしてしまったルアーを回収すべく、あれこれやって何とか回収するが、その後は、地合いも逃げた有明鱸が持去ったらしく反応はまるで何も無くなってしまった様だ。

午前2時。明日仕事のある筑紫次郎氏とは、次回のリベンジを決意して別れた。

此処からは僕の釣りではあるのだが、前回、筑紫次郎氏から教えて頂いた夏のバイブレーションメソッドを復習したいと思い、バイブレーション一本で粘る事にした。最近ロッドを変えたのだが、それが良かったのかPEラインからは正確なインフォメーションが僕には伝わり、水中の僅かな変化すら感じ取れる様になってきた。闇夜でルアーを信じて操作するのにはこのラインから伝わる情報が非情に重要であると最近は感じている。
そして氏のバイブレーションメソッドは、今まで僕の中で正直、理解しきれていなかった。同じ様に操作していても、明確に氏の操作するルアーには沢山ヒットしているのだが、僕の操作するルアーには反応が薄い。「この差はなんだろう?という疑問と、自分にもできるだろう?という期待」これが僕の本音である。
時には人から素直に教わる事も、上達には必要なことである。個人プレーである釣の世界では他者の釣りを教わるなんて初心者のすることだろうと言われそうであるが、正直、僕が尊敬する釣のベテラン達は、それをなんの躊躇も無く、「教えてください」を言える人達でもある。

つまらぬ意地を張っても釣れないのなら、それは無駄な事だと僕は考えている。

前置きが長くなってしまったが、実釣を再開。こんな調子なのかなとボーっと考えながら引いていたバイブレーションに突然の違和感、いきなり重くなり操作が出来ない・・・・次の瞬間にスプールから物凄い勢いでラインが出て行く、「あ!鱸だ・・」と思った時には「ふっ・・・・」とテンションは抜けて空しい余韻と、全身の血が逆流しそうな悔しさがこみ上げてきた。

でも、これで終わらせないのが僕の「情熱」。アタリがあるのなら「この操作で正解なのか!」という確信めいた自信は僕の集中力を120%まで上げさせた。それから投げるたびに、来るぞ来るぞとワクワク出来ている。そして数分後。
カケアガリに差し掛かったルアーから「ゴリンッ」とした弱い衝撃が僕の手に伝わってきた。「頼む、鱸であってくれ」の願いを込めてシャープに合わせの体制に入る。緩やかにテンションを加えていくと・・

次の瞬間「ドンッ!!」と反転。「ヨシ!ノッタ!」思わず声が出る。

スプールは相変わらず、すごい勢いで逆転していく。「ドラグゆるかったか??」と途中手で回してみたが、そんな事は無い。
しかし弱らない、浮かない。持久戦になってきた。もう腕も疲れてどうでもよくなってきた頃、やっと水面に現れた、ライトで確認する。「鱸だ、まあまあの良型だ」
ランディングポイントに自分から移動し、そこでもまだスタミナ温存の鱸さんは沖に何度も突っ込みを見せる。さすがにここでバラした日には明日は無いと思い、次の浮いた瞬間にランディング。
DSC00355_convert_20090803093218.jpg
DSC00352_convert_20090803052117.jpg                      80cmの有明鱸。でも本当は79.5cm(笑)サイズはどうでもいいけど、しかし何だこの腹は。。太い有明鱸であった。
何年ぶりだろう、新しいメソッド覚えたのは。。。魚も嬉しいけど、新しい釣りに目覚めた自分がいることがもっと嬉しい。数年、数十年先もこれで釣れると確信した夜であった。

教えて頂いた筑紫次郎さんありがとうございました。
遊んで頂いた有明鱸さんもありがとうございました。
そしてこの魚を育てた筑後川の生物のみなさまありがとうございました。

次回の釣行あたりからが、本格的な僕の大好きな夏のシーズン。今年は何か起こせるのか?と淡い期待。
-----
--------
AUTHOR: Megaceryle
TITLE: 筑後川シーバス 8月 釣感覚バイブレーション
STATUS: Publish
ALLOW COMMENTS: 1
CONVERT BREAKS: default
ALLOW PINGS: 1
PRIMARY CATEGORY: 本流・鱸疑似餌釣
CATEGORY: 本流・鱸疑似餌釣

DATE: 08/05/2009 04:12:21
-----
BODY:
昨夜、この時期には珍しく乾いた風が強く吹く中ではあったが、筑後川へと釣行した。今夜のテーマはバイブレーションの感覚を磨く為の釣りである。釣果にを追うのでは無くあくまでもルアー操作の勉強と特訓という感じである。釣れる感覚を身に付けるにはとにかく釣行以外の方法は無い。
現場に付くと早速準備を開始するが、ライトの電池切れ判明。これには正直焦ったがどうせ闇夜で感覚を磨く事が目的だから丁度いいやという事で、月明かりでタックルを準備しそのままフィールドに突入した。強い向かい風は時にルアーの存在さえも見失いそうになるが、それでも微妙なロッドからのインフォメーションはリニアな操作感を僕に伝えてきてくれた。
「根掛かりしてラインシステムごとロストしたらコンビ二に電池を買いに行こう・・」
そんな事も考えながらではあるが、当然ボトムに当てない様に気を付けてキャスト&リトリーブを繰り返す。これが良かったのか、まったく根掛かりもせずにスムーズに釣ができている。
しかし、前回存在した反転流は強風の為か、流芯の位置や流速が変わった為か、その存在を不明確なものに変えてしまっていた。今夜は流れの壁が見つからない・・・・
ふと遠くを見ると車のライトが釣り人の到来を僕に知らせた。「誰か来たな・・・」と思ったら、そのアングラーはなんと、僕がメインにしようと温めていたポイントに入って行った。
「やられたか・・?!」
その彼は徐々にこちらに近づいてきた。それはなんと「釣友さん」ではないか・・(笑)
まったく考えていることが一緒というか、思考回路が同じというか頭脳レベルが同じというか・・・平日のこんな夜中に釣りに来るくらいだから普通の釣り人では無いとは思ったけど、まさか仲間とは(笑)
そんな訳で何時もの情報交換と作戦会議を軽くしながら実釣再スタート。
アタリもまったく無いまま時間だけが流れていく。一時間後、「車に戻りながら釣りしてこれであがります」と釣友氏は去って行った。よし、僕も集中力あげてあと一時間粘るかと気合を入れ直し、とにかく集中して釣りをした。ロングロッドによる断続的な操作に腕がパンパンになってきた頃、手前のカケアガリで「トトン~」と軽くあたった。そのまま操作を止めずに続けると魚は反転してドラグを鳴らした。
「鱸だっ!」速やかにテンションを安定させて魚の動きを見る。
サイズはそんなに無いけど足場が暗くてランディングは怖いなと判断し釣友氏に携帯で連絡を取るが話してる最中に浮いてきた。暗くてまったくわからないけど魚をなんとか岸に寄せた。
暗闇での感覚ランディングは足場の悪さも相成って、かなり慎重にキャッチした。
DSC00363_convert_20090805035821.jpg               サイズは小ぶりだが、メソッドの習得を証明してくれた有明鱸。今後この釣りを更に磨き、自分の釣りにしていこうと決意した。ライトが無い暗闇の中での釣りは夜釣りにおけるライトの重要性を再認識させられた。その後もキャスト&リトリーブを繰り返すが結局この一尾で終了した。 次回もコレでいけるぞ(笑)
-----
--------
AUTHOR: Megaceryle
TITLE: ロッドのあれこれ 
STATUS: Publish
ALLOW COMMENTS: 1
CONVERT BREAKS: default
ALLOW PINGS: 1
PRIMARY CATEGORY: 有明鱸用道具
CATEGORY: 有明鱸用道具

DATE: 08/06/2009 00:26:22
-----
BODY:
国産メーカーは、各社あるのだが、僕は故郷の埼玉県に工場を構えるUFMウエダを長年愛用していた。それは子供の頃からであり、何の抵抗も憧れも無くウエダというメーカーが近所の釣具屋にたくさん展示してあり、価格的にも僕には等身大であった為だ。
ところが、数年前から僕の使い方や釣竿に対しての考え方と、ウエダさんの方向性はズレ始めてしまい、高感度、軽量、高価格となってしまい現在は新規で導入することは考えていない。
昨今のロッドビルディング技術の進歩は素晴らしく、低レジン化ブランク、チタンフレームガイド、各パーツの軽量化など、軽量且つ高感度で粘り強くしなやかな竿も多くなってきている。
そんなウエダ一色だった僕も、とある北陸の砲弾サクラマスに流芯に走られ、止めることが出来ず、それまでの竿や道具に対するコンセプトを底辺から考え直した。
釣道具である竿の役割は軽さでも感度でも強度でもなく、トータルバランスで考えるべきであると思う。
つまり何がしたいのか?を明確にしなければ始まらないのでないだろうか。
ロッドにもルアーにもフィールドテスターなる方々が存在する。ただ僕の知る限り、この筑後川で活動してるテスターを存じていない。居るのかも知れないけど僕は会った事はない。
パワーゲームで仕留めるのか?繊細にライトラインで獲りに行くのか?何でもこなすオールマイティタックルでゲームの幅を広げるのか?は各個人自由ではもちろんあるのだが、自分の釣り場に合った道具は自分の力と努力で探す他は無いのである。
結婚し子供が生まれ会社と家庭中心になると釣具に大金も使えなくなる。なのでまず安い物に越した事は無いのだけど作り込みまでプアーな物にたとえ100円でも出す気にはなれない。
そんな中で安価でも比較的まともなブランクを提供しているメーカーがメージャークラフトである。
DSC00377_convert_20090806001648.jpg    使用感としてはこの価格でこのフィーリングなら申し分ないというのが正直なところである。
「安価=初心者の竿」という時代はもう終わっている。なんせ5万も7万もする高級ロッドでさえ昨日釣りを始めた若者が使っていたりもするからだ。今の僕の考えは、そこそこ安価な竿を定期的に入れ替える事でこのハードな有明鱸の釣りをしていこうと考えている。どんな竿も2シーズン目にはグネグネの腰抜けになってしまうからだ。それはへビーウエイトのルアーを常にフルキャスト、そして4キロ5キロ6キロのシーバスを何本も掛けるのだから、通常市販のシーバスカテゴリーの竿では許容範囲を常に超えて過酷な条件になるわけであり、高級竿を何年も使う処では無いと考えている。
そんなわけで、この竿をしばらく使って行こうと思う。最近の小技を効かせたルアーの操作にはピタリと嵌る竿ではある。釣り場に立ったとき、視界にあるキャスト&リトリーブできる範囲を升目で表現するとその升目が細かく刻める竿ほど操作性が高く、その升目からズレる竿は釣がしずらいだけで無く、釣りそのものが雑になりやすい。そんな訳で操作性は高いに越した事は無いのであるが、僕は敢えて通常より大きめの番手のリールでセッティングする事で手元に重心を集めてテップを振りやすくしている。あとはフィールドの状況に合わせて微調整はかけていくつもりだ。
次の釣りへ向う為に、今出来る釣りをもっと深く追求していきたい。
-----
AUTHOR: Megaceryle
TITLE: ライトショアジギング  佐賀県沿岸
STATUS: Publish
ALLOW COMMENTS: 1
CONVERT BREAKS: default
ALLOW PINGS: 1
PRIMARY CATEGORY: 野外調査・研究考察
CATEGORY: 野外調査・研究考察

DATE: 08/10/2009 19:26:58
-----
BODY:
今回の釣行は、佐賀県、玄界灘に面した北側沿岸である。非情に入組んだリアス式海岸で大小の離島も多く点在している。山間部が海に沈んだイメージというか何と言うか、関東地方の海とはまるで異なる。初夏、豆アジ、カマスと接岸が続くといよいよ青物のシーズン。
そして、普段はやらないメタルジグに特化した釣りを行った。小雨と強風の夜明から数箇所魚を探してラン&ガンそして車での移動を繰り返すが、カマスを3匹キャッチ、最後はイイダコまでキャッチして、これには少々面食らい、大きく車での移動を行う。
大きな湾の入り口に面した突堤に潮圧が掛かっていた理想的なポイントを発見、丁度昨年秋にサゴシをキャッチしたポイントの対面である。コレはいけるかも・・タックルをセットする。付いているルアーがJIGってだけで、筑後川仕様そのままで行った。ただ万が一のリーダーは何時もの25lbだが、今回は先端にファイティングリーダー40LBを50cm継ぎ足した。丁度JIGの重さは40g~28gぐらいでOKな感じである。
ベイトの集まる周辺をハイスピードショートピッチジャークでJIGを激しく振ると、ドンと反転。
DSC00383_convert_20090810192414.jpgキュイーンと糸鳴りと共にバットからロッドを曲げてくれたのは、元気なネリゴちゃんでした。関東地方ではショゴって呼ばれている。どっちも 「ゴ(子)」が語尾に付くからカンパチの子供って意味なのだろうなと思う。ヤズ(イナダ)に比べると群れの数、その単位は少なく。少数のグループで行動する様である。秋にはこのエリアにサゴシの群れが乱舞し盛んにルアーを追うだろう。お盆を過ぎてから、9月にまた是非訪れたいエリアである。
-----
[PR]
by toyosikigijie | 2013-01-01 00:02
<< セルテートHGカスタムという名... 続 日本の釣は何処に行くのか? >>